作品説明 | |
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ブリオッシュ編みの練習のため「ナンシーマーチャントのブリオッシュ編み」よりパターンWINTER BARCHを編みました。 | |
種類 | 棒針編み 5号 |
使用糸 | ローワン フェルティッドツイード |
糸使用量 | 2玉 |
ゲージ | ーーー |
仕上がりサイズ | ーーー |
その他材料 | ーーー |
費用 | ーーー |
その他のシーン | |
完成日 | 2025-04-27 |
「ナンシーマーチャントのブリオッシュ編み」よりWINTER BIRCHを開始しました。まずは両面編みの練習。両面編みは滑り目を1目ごとに編んで両面を同時に表編み(又は裏編み)にする技法で出来上がりが袋状になります。通常は糸を2色使用して編みます。編み方は比較的直感的に理解出来ます。袋状に両端を閉じるには編み地の端で糸を交差することがポイントです。(下図ここを閉じないと下端でつながった二枚の編み地になってしまいます。)
糸はダルマの廃盤糸プライムメリノのピンクと薄墨いろを選びました
編み図を読み込んで、試し編みを行いました。この作品に限らず作品にアプローチする時は、いつも以下のような手順です。
・編み図入手
・作るパーツを把握する
・道具を確認、パーツによって針が異なる場合があり、必ず編み図を通して見てから道具を確認します。
・知らない編み記号と特殊な編み方をピックアップ練習する
・間違えたら潔くほどく。編みはじめは高確率に間違えるのは必須で、納得するまでやり直しながら進むと不思議と途中で投げ出さないで完成できる。
・同時に効率良く編むための法則性を探す
(例えば今回なら増し目は葉脈の4番目という法則性を記憶することでスピードアップ出来ました。)
・定期的に模様の出方、目数を数え、必ず出現する編み間違えのパターンを把握する。
・指定糸以外の場合は編み進めるうちに違和感を感じたら思いきって変更する。
(今回は始めに選んだ組み合わせはイモリの腹のようになってしまい、ちょっと好みに合わず淡いピンクモヘアと若草色に変更してみました。)
・編み進める。ここからは持久戦。
・水通し又はスチーム仕上げ、完成。
うん可愛い。桜のイメージ。
その後残念ながら毛糸が足りなくなり、糸を変更しました。ローワンのフェルティッドツイードです。組み合わせた時それぞれの色糸がお互いを引き立て合い、さすがフェアアイルの国の糸だなと思いました。よりが甘くカサカサしていますが、縮絨でフェルト化するのではと期待しました。
編み終わりました。
洗いをかけて干して完成です。フェルティッドツイード(ウール50%ビスコース25%アルパカ25%)は、とても軽く仕上がる糸でした。見た目は良く似ているジェミソンズ(ウール100%)は、水通しでふわふわの質感になりますが、フェルティッドツイードはそこまでの劇的変化はありませんでした。やはり素材によって出来上がりは全く違ってしまうなと改めて感じました。